![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/e14c0690-d00e-4377-b848-5513c8f22eda.jpg?resize=92%2C92)
三豊市豊中町にある「宇賀神社」は、四国で ”どぶろく” 造りが許可されている唯一の神社なんだニャ!!
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/357325d2-7fc7-4962-beef-0d85c0e9c3aa.jpg?resize=92%2C92)
「どぶろく」とは、日本で古くから作られている伝統的なお酒のことなんだニャン!
お米と米麹で造られていて、白くトロっとした口当たりのお酒なんだニャン♩
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/記者ピノ01-e1623982645510.jpeg?resize=92%2C92)
宇賀神社では、約400年前から受け継がれた製法で春と秋の年二回、五穀豊穣を願ってどぶろくが醸造され、春は伊勢神宮に奉納、秋は例祭で振る舞いが行われるんだニャー!
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/07/編集長05.jpg?resize=92%2C92)
2023年の秋に開催された、御神酒醸造式に呼んで頂くことができ、そこから「どぶろく」が出来上がるまでの過程を撮影させて頂くことが出来たんだニャ!!
凄く貴重な体験をさせて頂けたんだニャ。
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/助手まる01.jpeg?resize=92%2C92)
ぜひ、この記事を読んで、一人でも多くの方に、伝統ある「どぶろく造り」を知ってもらえると嬉しいんだニャン!!
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/c79f57ff-1fb0-49ab-8103-c981024ab15f.jpg?resize=92%2C92)
2023年9月13日、秋の「御神酒醸造式」が開催されたんだニャー。
どぶろく造りで使用される道具(樽、収納庫、醸造用具など)、また関係者の方のお祓いが行われたんだニャー。
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/編集長03.jpeg?resize=92%2C92)
これからどぶろく造りを始めますという旨を神様に報告する式なんだニャ!
ここから、約3週間かけてどぶろくが完成するんだニャ!
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/助手まる02-e1624520952353.jpeg?resize=92%2C92)
醸造式の翌日から、醸造責任者である社氏の赤瀬好生さん指導のもと、仕込みが始まり、どぶろく造りを行っていくんだニャン。凄く時間と労力をかけて、造られているんだニャン!
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/記者ピノ01-e1623982645510.jpeg?resize=92%2C92)
2023年9月22日、どぶろくに使用されるお米の洗米と蒸しの工程を撮影しに、行ってきたんだニャー!
釜の前でずっと火の管理をしながら、水も足しながら、暑い中、約1時間半かけて蒸しあげるのは大変なんだニャー。
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/編集長03-e1623982513798.jpeg?resize=92%2C92)
蒸し上がったお米を取り出し、完璧に冷えるまで手でほぐしながら冷ますんだニャ!
熱々のお米をほぐす作業は、本当に大変そうだったんだニャ。
冷えるまで約1時間、繰り返しまぜるんだニャ。パラパラにほぐさないといけないんだニャ!
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/助手まる01.jpeg?resize=92%2C92)
次は冷えたお米を樽に仕込むんだニャン!
酒蔵の中にある樽には、事前に麹菌を入れていて、後はお米を入れるだけなんだニャン。
秋の醸造では、お米約53キロを使用して、樽2つにどぶろくを仕込んでいたんだニャン。
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/c79f57ff-1fb0-49ab-8103-c981024ab15f.jpg?resize=92%2C92)
酒造の中は、約22度に温度が設定されていて、かなり涼しくなっていたんだニャー。
蓋はせずに、そのまま発酵させていくらしんだニャー!
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/07/編集長05.jpg?resize=92%2C92)
樽にお米を仕込んでからが、大変ニャ!!!
そこから毎日、混ぜる作業を約3週間、朝晩の二回行うんだニャ💦
混ぜることで発酵を促し、美味しいどぶろくが完成するんだニャ。
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/助手まる01-e1623982606269.jpeg?resize=92%2C92)
発酵途中の動画を送って頂くことができたんだニャン!
麹菌がしっかり働いて、ブクブクと発酵する音が凄いんだニャン♩
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/記者ピノ01-e1623982645510.jpeg?resize=92%2C92)
2023年10月12日、『御神酒口開け式』が開催されたんだニャー。
この日は、氏子の方が白装束の衣装を身につけ、石臼で挽いて、どぶろくを仕上げる様子も撮影させて頂いたんだニャー。
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/記者ピノ01-e1623982645510.jpeg?resize=92%2C92)
凄くトロトロなんだニャー!!
石臼を使って挽いてるところは、中々見ることが出来ないから、凄く貴重なんだニャ―!
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/07/編集長05.jpg?resize=92%2C92)
蔵の中には、甘いお酒の香りが漂っていて、その香りだけで酔っちゃいそうなんだニャ。
度数は約18度あり、量としては280Lのどぶろくが完成したんだニャ!
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/357325d2-7fc7-4962-beef-0d85c0e9c3aa.jpg?resize=92%2C92)
今年(2023年)は、例年より気温が上がらず、まろやかな仕上がりになっていて、例年に比べてもより良い出来になっていると、関係者の方も喜んでいたんだニャン!
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新酒を神前に供えた後、参列者で御神酒をいただく直会(なおらい)が行われ、できたばかりのどぶろくを味わい、堪能されていたんだニャー!
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/07/編集長05.jpg?resize=92%2C92)
口開け式の数日後に開催された、宇賀神社秋季例祭では、参拝者に”どぶろく”がふるまわれたんだニャ!
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/助手まる01.jpeg?resize=92%2C92)
また、春に行われるどぶろく造りでは、完成したどぶろくが「伊勢神宮」に奉納されるんだニャン!
2024年2月11日に醸造式が行われ、そこからまた約3週間かけて、どぶろくが造られるんだニャン。
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2024年3月18日に開催された春の御神酒口開け式には、沢山の方が足を運ばれていたんだニャ!
完成したどぶろくを入れる御神酒入れも頂くことができたんだニャ。
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/c79f57ff-1fb0-49ab-8103-c981024ab15f.jpg?resize=92%2C92)
撮影した動画をまとめて、YouTubeに公開しているんだニャー!
「どぶろく造り」の過程を知ることができる、素敵な動画になっているんだニャ―。
せび、見て欲しんだニャー!!
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/編集長03.jpeg?resize=92%2C92)
今回、撮影に入らさせて頂き、凄く貴重な体験をすることが出来たんだニャ。
完成するまでに、どれだけの手間と時間が掛かっているのか、この記事を通して、沢山の方に知ってもらえると、また完成したどぶろくの味わい方も変わってくるかもしれないんだニャ。
![助手まる](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/助手まる01-e1623982606269.jpeg?resize=92%2C92)
杜氏の赤瀬さん、氏子の方、また関係者の皆様、どぶろく造りお疲れさまなんだニャー!
美味しいどぶろくが出来上がるのも、関わっている方達のおかげなんだニャー!
![記者ピノ](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/06/記者ピノ01-e1623982645510.jpeg?resize=92%2C92)
約400年続く、伝統あるどぶろく造りが、これから先も変わらず続いていく事を、願っているんだニャー!
![編集長](https://i0.wp.com/sankan-portal.jp/wp-content/uploads/2021/08/e14c0690-d00e-4377-b848-5513c8f22eda.jpg?resize=92%2C92)
ぜひ、2024年の秋に開催される宇賀神社秋季例祭に、足を運んでみてほしいんだニャ♩
(※どぶろくはお酒ニャ!足を運び、振る舞いを受ける際には、乗り合わせ又は公共交通機関を利用してほしいんだニャ)
住所:香川県三豊市豊中町笠田笠岡2178
時期:春の例祭 3月中頃(伊勢神宮奉納)
秋の例祭 10月中頃(振る舞い)
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