今回は、前回シャインマスカットを中心に取材させてもらった「矢野果樹園」第2弾記事なんだニャ!
今回はいつもと違って、厳しい現実を記事にしたんだニャ!
さんぽでは、極力事実を取材させていただきたいと思い、活動しています。
事実は、良いことばかりではなく、目を背けたいことも含んでいます。
(※今回の取材は、前回の台風が通過した後に伺わせて頂いています。)
前回の台風により、矢野果樹園さんの雨よけ設備がどうなったのかをみて欲しいニャン。
沢山の雨よけのビニールが破れているんだニャー
また、沢山の果実が台風の影響により、落ちてしまっていたんだニャン。
足元には目を背けたくなるくらいの果実が落ちていたニャン。
でも、そんな中でも元気に育ってくれているピオーネもちゃんと存在しています。
沢山落ちてしまったのは本当に残念ですが、元気に残ってくれたピオーネは、頑張って皆様の食卓に並ぶようにしたいです。
もうそろそろ収穫最盛期が終わるシャインマスカットも見せてもらったんだニャ!
こちらも多少は被害があったものの、そこまで大きな被害ではなくて安心しました。
前回取材に伺ったのは、7月下旬なんだニャー。
※前回の記事は、下記リンクからどうぞなんだニャー🐾
前回取材に行ったのは、まだ出荷が始まりだしたばかりの時期なんだニャー!
今回は、出荷ラッシュの一番忙しい時期に取材に行かせて頂いたんだニャー。
シャインマスカットも、ピオーネも前回よりも大きく、色も濃くなっていて凄く立派になっていたんだニャー!!
台風被害もありましたが、天候が悪い日が続いたおかげで、なかなか糖度も上がらず、今年は出荷の時期が少し遅れました。
やはり、自然が一番の天敵ですね(笑)
台風被害にへこたれる暇もなく、来年も元気に実をつけてもらえるように、新しく生えてきている新芽の間引きもかかせません。
現在は、こういった作業と並行して、設備のビニール貼り直しもやっており、本当にバタバタしています。
前回の取材時に、ぶどうとは別で「キウイフルーツ」も見させて頂いていたんだニャン!
前回の記事は「ぶどう」メインだったので、キウイフルーツに関しては少し写真を載せただけだったんだニャン。
今回、立派に成長したキウイフルーツも取材させていただく予定で矢野果樹園を訪問しました。
しかし、キウイフルーツが一番台風の被害を受けており、写真のように非常に多くのキウイフルーツがそこかしこに散乱していました。
凄く悲しい気持ちになったんだニャン。
そんな中でも、前回から比べて立派に成長したキウイフルーツも沢山あったんだニャー!
前回の時の写真と並べてみたんだニャー!
写真で見るとなかなかサイズ感が伝わらにゃいけど、すっごく大きかったんだニャン!
さんぽのチラシ(名刺サイズ)と並べるとその大きさがわかるんだニャン。
サヌキゴールドは丸いけど、ヘイワードは縦長の形をしているんだニャー。
それでも、前回の7月と比べてみると、差が一目瞭然なんだニャー!
キウイフルーツは、出荷までにはまだ少し早いのですが、かじってみますか?
ぜひ、噛んでみるんだニャ!!
ニャッッ!!!
渋いし、全然瑞々しくないんだニャ・・・。
形は立派に見えても、時期が外れていれば、こんなにも違いがあります。
台風は確かに脅威ですが、それは他の生産者さん達も同じです。
めげずに、今元気に実のってくれている果実を立派に育てきります。
矢野さんはあんまり見せたくないような状況にも関わらず、取材にも応じてくれ、しかも前向きに話をしてくれていました。
生産者さんたちのひたむきさを受けて、育ったフルーツは美味しいこと間違いなしです。
見た目は絵になりにくい取材かもしれませんが、編集部にとっては非常に勉強になり前向きに頑張ろうと思える取材でした。
取材を終えて、帰ろうとすると・・・
そういえば、少しですが漢方の栽培も始めたんです。
せっかくだから、見てみますか??
ぜひ、見せてもらうんだニャ!!
「ミシマサイコ」といって、この植物の根っこが漢方薬になるんだニャン!
三豊市が薬草栽培に注力していることもあり、今年から栽培に挑戦しています。まだ、小規模で試験的ですが試行錯誤しているところです。
また、ソーラーシェアリングで日陰を作っての栽培で「しきみ」も育てています。これは、お供え用の植物です。また、葉や茎は線香の原料にもなっています。
実は、しきみの実には毒があるらしいニャン。
気を付けないとだニャン。
こういった情報もちゃんと向き合って取材して、読者の皆さんにも舞台裏の苦労などもみてもらいたかったんだニャ!
忙しい時期に取材に応じてくださった矢野さん、ありがとうございました!
◎店舗名 矢野果樹園
◎住所 三豊市豊中町下高野2583番地
◎定休日 土曜・火曜日(※出荷がお休み)
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